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カリフォルニア州マウンテンビュー在住のソフトウェアエンジニアがいろいろ書きます。

TOEFL 100点を取る学習法、費用、勉強期間、スコアの変遷

TOEFLの記事をまとめた。

書ききれなかった事柄を以下に書く。

点数

まず、僕の、TOEFLの勉強を始めた2016年2月から11月にかけてのTOEFLの点数をここに示す。

日時 Reading Listening Speaking Writing Total
Mar 19 2016 29 26 15 21 91
Apr 23 2016 25 22 19 26 92
May 22 2016 28 23 20 23 94
Jun 18 2016 28 24 18 25 95
Jul 10 2016 29 24 22 21 96
Jul 30 2016 23 21 18 24 86
Aug 20 2016 26 24 18 25 93
Sep 03 2016 25 25 20 26 96
Sep 24 2016 29 23 20 27 99
Oct 15 2016 28 26 19 24 97
Oct 29 2016 28 27 19 29 103
Nov 12 2016 30 26 20 25 101

見ての通り、不安定だ。

Reading と Listening は最初の3月で、すでに最高点近い成績になっている。しかしその後、高得点を保ててはいない。Speaking, Writing も波がなかなか大きい。

TOEFLを受け始めてから受けるのをやめるまでの期間ずっと、4セクションすべてにおいて学習は続けており、上達の実感もあった。しかしそれでも単純に成績が上がっていったわけではない。

目標点数

自分の目標点数は100点だった。120満点のTOEFLで100点を取るには、全セクションで20点以上を取らないと厳しい。自分は2016年4月段階ですでに各セクションの過去最高点の合計が100点を超えてはいた。しかし、最高点の合計と、一度のテストで100点を取るのとでは大きな違いがある。事実、100点を突破するのは10月のことで、そこに到達するのに6ヶ月がかかった。

各セクションで、どの程度の失敗なら挽回できるのか考えてみよう。もし4セクション中2セクションで低い点数(過去最高点-4くらい)を取ってしまうと、それだけで100点を取るのが困難になる。しかし逆に考えると、各セクションすべてで、過去最高点-1までの点数を取ることができれば、それだけで目標点数を超えられる。

TOEFLの点数は波が激しい。そして偶然であれ実力であれ、目標点数を一度突破すれば、それ以上受験する必要はない。

以上の事柄から、僕は、95点を超えた後は可能な限り頻繁にTOEFLを受けるようにした。

また、各セクションの過去最高点から、自分が取れる点数を推測することを始めた。毎回、各セクションで過去最高点-2くらいは取れるので、各セクションの最高点数の合計-8が目安になる。運が良ければ-5くらいまで取れる。ということで、過去最高点を合計して105点以上であれば、100点突破が狙えると計算した。

費用

TOEFLにはお金がかかる。

まずTOEFLは一度受験するのに $230 かかる。12回受験したので30万円はかかった計算だ。

TOEFLの予備校で20万円程度、さらにSpeakingの学校で20万円を使った。

参考書、 iKnow! のサービス料などを加えると、75万円ほどを英語学習に費やしたことになる。

75万円を8ヶ月で失うのはけっこう辛いが、自分の場合、2016年12月に始まる、アメリカの大学院の入学申し込みの時期に間に合う必要があったため、お金を惜しまずにTOEFLにつぎ込んだ。時間に余裕がなかったため、お金に糸目をつけていられなかったのだ。

勉強期間

TOEFL対策を始める前に受けたTOEFL模擬試験(留学予備校のアゴスで無料で受けられた)では、84点相当の点数を取っていた。そして2016年2月にTOEFL対策を本格的に始めて、10月に目標点を超える103点を取った。

8ヶ月かけて、84点から103点にスコアを伸ばしたことになる。

TOEFL対策にどれくらい時間がかかるか予想したい人は参考にしてほしい。もちろん、個人によって点数の伸びは異なるし、TOEFL対策を始める段階の英語力によってはずっと長い時間が必要になるだろう。