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カリフォルニア州マウンテンビュー在住のソフトウェアエンジニアがいろいろ書きます。

消滅都市というソシャゲ

前回はケロブラスターの話を書いた。ゲームつながりで、いま遊んでいるゲームについて述べる。

最近、消滅都市というソシャゲを遊んでいる。

あるひとつの方向に歩を進めたパズドラといった趣きで、かなり楽しめる。

ひとつの方向とはつまりストーリーであり、設定であり、プレイヤーに物語を想像させる仕組みだ。集めて戦わせるキャラクターもそこに含まれている。ボイス入りのセリフのかけあいを中心にして、プレイヤーの想像を喚起するよう、よく工夫されている。

といっても、よくあるコンソールゲームほど物語に時間をかけてはいない。アクションゲーム部分の合間にセリフのやりとりがあるくらいだ。立ち絵差分もあんまりない。つまり、ストーリーを語るにあたり、かなり力を抜いて、こまかな部分を描かないでいるのだ。この、力の抜き加減がちょうどよくて、パズドラみたいに物語性ほぼゼロとはならず、伏線がいっぱいであらすじを追うので手一杯……ともならない。このへん、パズドラから現在までの各社が出したゲームでのノウハウが貯まってきた感触がある。パズドラタイプのソシャゲはつまり、カジュアルゲームと育成要素の組み合わせなのだが、そこに物語要素をスパイス程度に入れていて、主張はするけどもうるさくはない、程度になっている。

ゲームシステムはスマートフォン向けのアクションゲームで、タイミングにあわせてタッチ、フリックするだけの、片手でできるシステムだ。iPhoneを横向きにしないといけないのはちょっとだけリスクだとは思う。けど、スクフェスのヒットを見てもわかるように、スマートフォンの縦持ちプレイ可は人気の必須条件ではないようだ。

雑多な感想

なお、第一章の終盤でいまストーリーを止めている。敵が強くなってきて、ここで経験値を貯めたり合体強化をさせる局面なんだろうなとはわかるが、自分はそういったいかにもRPGらしい経験値稼ぎが苦手で、時間がかかりそうだなと思ったら途端にやる気がなくなるのだ。

ということで、やる気が出てくるまで一章の終盤で留まることする。そのうち攻略サイトの情報が充実してくると思うので、気が向いたら再開するつもりだ。

ところで、ガチャを回してくれる金髪のおっちゃん(ヘッドハンター)、キャラデザから予想していたよりも声が若い。もっと、石塚運昇みたいな渋い声だと思ってた。

この画像の金髪中年がそいつ。

ちなみに公式Twitterギークというキャラクターが運営してることになってるんだけど、いまひとつキャラが本編と違ってる気がする。主に顔文字の使い方とか、他人との距離感とかが。運営にはフレンドリーなキャラクターが向いてると思うので、タマシイ編成をしてくれる研究者っぽい兄ちゃんか、リサーチャーあたりに運営役を任せたほうがよかったと思う。

あと公式ページ、登場キャラクター紹介とかスタッフインタビューとか作っとけよと思う。おっちゃんの名前(ヘッドハンター)がすぐにはわからなかった。

http://shoumetsu.wrightflyer.net/