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カリフォルニア州マウンテンビュー在住のソフトウェアエンジニアがいろいろ書きます。

リング、らせん、ループを読んだ

「リング」「らせん」の原作小説、そして「ループ」を続けて読んだ。最も面白かったのがリング。「らせん」は中くらい。「ループ」は駄作だった。

リング、らせん、ループとは

Jホラーで最も愛されたキャラクター、貞子が初めて登場した映画「リング」とその続編「らせん」の原作は同じ作者の小説で、「ループ」だけはこのなかで唯一映像化されていない。パチンコにもなっていない。ちなみにほかに「バースデイ」「エス」「タイド」などがあるが未読のため詳細について書かない。

「ループ」が駄作だった理由

キャラクターに魅力がない。以上。

色々考えた結果、それがぶっちぎりで最大の理由だと確信した。

こまかな理由はいくらでもあげられる。リング世界を実現するために求められる技術力が高度すぎて近未来程度では無理そうだとか、その技術を有効活用する素振りがないとか、その技術によって変革されただろう社会がまったく描かれないとか。だがそれらは些末なことだ。キャラクターの魅力のなさに比べたら。

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