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映画と旅行と技術と人生について書きます

アメリカの大学院、コンピュータサイエンスの修士課程に合格するまで

アメリカの大学院出願について書く。

僕は南カリフォルニア大学(通称USC)のコンピュータサイエンス(CS)修士課程に合格した。

2017年9月2日現在、すでに最初のセメスターの授業は始まり、毎日アルゴリズムの教科書を読んだり問題を解いたりしている。

ちなみはアメリカに来るまでは日本でソフトウェアエンジニアをやっており、その前は京都大学院情報学研究科の修士課程をやった。さらにその前は京都大学農学部で学士号を取った。

僕が合格したのは Master of Science in Computer Science - Scientists and Engineers というプログラムだ。CS以外の学部出身者向けのもので、学部で学ぶような基礎から学び直すことができる。

この課程に入学するためにやったことを以下にまとめる。

TOEFL

TOEFLの勉強については TOEFL 100点を取る学習法、費用、勉強期間、スコアの変遷 などに書いた。

アメリカの大学への出願にまつわる事柄において、TOEFLの点数を高めことが最も時間を要する。可能な限り早くTOEFLの勉強を始めて、余裕を持って出願できるようにしたほうがいい。

また、大学の情報を集める際、英語のReadingができないとそもそも大学のWebサイトの内容がわからないのでどうしようもない。英語ができないと困ることは非常に多いので、人生の早い段階で勉強するとよい。

自分は2016年2月にTOEFL対策を始めて、10月に受験したテストで100点を超えた。アメリカの大学の出願締め切りは11月〜1月くらいが多いので(4月まで申し込める大学もあるが)、時期的にぎりぎりだった。90点に到達してからさらに伸ばすのに時間がかかるので、目標点数にあと一歩の段階であっても油断しないでほしい。

GRE

GRE General Test のスコアと対策、学習法 に書いた。

奨学金

返済不要の奨学金、日本の機関から出ているものをいくつか申し込んだ。

以上に申し込んだがすべてダメだった。なおフルブライト奨学金では、学術分野が人文系でないという理由で不採用となった。

自分の場合、すでに日本の大学を修了しているため、申し込める奨学金がそれほど多くなかった。いつか留学したいと思っている大学生は、いつかと思わず、できれば在学中に出願したほうがよいだろう。

また、学生支援機構の奨学金(返済義務があるためほぼローン)からお金を借りようとも考えたが、問い合わせをしたところ、所得制限に引っかかって応募できないことがわかった。

さらに、日本国庫の教育ローンからお金を借りようともしたが、こちらは、教育を受ける本人はローンを借りることができないとのことだった。日本国庫の教育ローンは、親が子供のためにお金を借りるものらしい。

結局両親から留学費用を借りることにした。USCでの生活は、授業料と生活費をあわせて年間平均600万円くらいがかかる。かなりの投資になるのだが、返済計画や就業の見込みについて、実際のデータをもとに説明をして、納得してもらえた。

ちなみに USC の授業料は単位数で決まる。Master of Science in Computer Science - Scientists and Engineers は修了に37単位が必要で、他のプログラムより多い。そのため、授業料も高額になる。

なお、USCに合格後、大学から出る返済不要の奨学金に応募したところ、 $7500 ぶんもらえることになった。授業料の支払いにだけ使えるので、実質的には授業料部分免除ということになる。「この奨学金は非常に競争的で、限られた人数にしか与えられない」といった説明もあったので望み薄かと思っていたが、ダメ元で応募してみたら採用されてしまった。「ダメそうでもとりあえず申し込む」というのは、意外と有効な戦略だと思う。

成績

アメリカの大学院への出願の際、在学していた大学での成績をすべて提出することになっている。このとき、GPAを計算して入力しなければならない。

僕の、京都大学農学部地域環境工学科でのGPAは3.38, 京都大学大学院情報学研究科でのGPAも、奇しくも同じ数字の3.38だった。

ただし、この数値の算出は簡単ではなかった。

GPAを提出する際に不安だったのが計算方法だ。京都大学大学院情報学研究科では、秀・優・良・可で成績がつけられる。アメリカでのGPA計算ではA, B, C, D, F での成績から数値を算出するわけなのだが、優や良がその Letter のどれにあたるかは明示的に定められていない。

成績表にかかれた説明では、90%以上の点数で秀、80%以上で優、70%以上で良、60%以上で可、となっている。ここから考えると、秀 = A, 優 = B, とすればよさそうな気がするが、事情はそう単純ではない。

僕が学部生の頃に在籍していた京都大学農学部では、秀の成績がなく、優・良・可でつけられていた。80%以上が優、70%以上が良、60%以上が可、という割り当てで、優が最高点になる。農学部での成績表だけを見ると、優 = A, 良 = B, 可 = C になりそうに思える。

優・良・可とABCDの換算にいて、どういう換算表を使うかで、GPAは大きく変動する。僕の成績の場合、もしも秀 = A, 優 = Bの換算表が採用されると、まずいことになる。

アメリカの多くの大学では、修士課程の出願者には3.0以上のGPAを求めている。それも3.0ちょうどでは競争力に乏しいのでできれば3.5以上が望ましい。(ちなみに博士課程ではさらにGPAの最低基準が高くなる)

もし秀 = A, 優 = B, の計算方法が採用されたなら、僕の大学院での成績は基準点に到達していないことになるのだ。もしそうなら、アメリカの大学院への出願はすべて無駄になってしまう。このことがわかったとき、気が気ではなかった。

心配だったので、WESに成績表の査定を依頼することにした。WESは非アメリカの学校の成績表をアメリカの学校の成績に換算して評価してくれる機関だ。USCではWESでの査定は受理していないが、大学によってはむしろWESでの査定を推奨しているところもある。たとえば UPenn こと University of Pennsylvania は、海外大学出身の出願者には WES の査定の提出を強く勧めている。自分が UPenn に出願したときは、第一ラウンドの出願締め切りぎりぎりだったため、WESでの査定が間に合わなかった。

WES での査定の結果、秀 = A, 優 = A, 良 = B, 可 = C の換算が行われ、学部・修士課程ともにGPA 3.38 が算出された。この結果が届いて僕は心底ほっとした。USCはWESの査定結果を受け取らないが、少なくとも広く信頼された機関がGPA 3.38を保証してくれたのだ。アメリカの大学院に進学するという望みは断たれなかった。

なおWESでの査定には数万円がかかる。さらに手続きに一ヶ月近くかかることもある。なので出願の一ヶ月以上前に依頼しておいたほうがいい。

推薦書

多くのアメリカの大学と同様、USCでは出願時に三通の推薦書を提出することになっている。自分は、京都大学情報学研究科に在籍していたときに指導教員の教授と、職場の上司に推薦書を書いてもらった。

7月に研究室に相談のメールを送り、8月に直接相談しにゆき、推薦書を書いてもらい、12月から1月にかけて出願をした。

今になってみるとこれはかなり遅いスケジュールだと思う。奨学金の申し込みをする際に指導教員の推薦文が必要になることもあるので、もっと早く相談したほうがよい。

ところで、自分は8つの大学に出願した。

推薦文を書いて送る教授(と上司)からすると、同じような文章を8回作って8回提出しないといけない。かなり面倒な作業だし、出願者の人生を左右する文章でもあるのでプレッシャーも大きい。あまり気軽に提出できるものではない。自然と、提出は遅れてくる。

できるだけ早く推薦文を依頼しておいて、適度に連絡を取って、リマインドのメールを出したりしながら提出するよう頼むのがよい。

推薦してくださった教授と上司には本当にお世話になりました……。

Stetement of Purpose

アメリカの大学に出願するには、 Statement of Purpose あるいは Personal Statement と呼ばれるエッセイを提出しなければならない。

自分はこれに、大学院で行った研究、仕事で成し遂げたことなどを書いた。

また、大学に入学したら取りたい授業について、なぜその授業を取りたいのか、なども書いた。

さらに、大学院に入学して何がしたいか、修了後にどうしたいか、修了してから五年後は何をしていたいか、何十年も先の未来ではどんな人間になっていたいか、何を達成しているか、などにも焦点を当てた。

このあたりのエッセイの書き方は、指南書が色々出ているので参考にするとよい。自分はこの本を読んで使った。

出願する大学によって、エッセイの書式は異なるが、書く内容はどこもだいたい同じものでよいと思う。

大学によっては、 Statement of Purpose に加えて、 Personal History Statement というタイトルで出願者のバックグラウンドを書かせるところもある。「私の一族で大学を出たのは私だけ」「経済的な苦境を乗り越えてきた」などの過去があればここが加点要素になると思う。自分は特に加点要素はなかったので適当に書いた。

その他

他の大学ではそれほどないことなのだが、 USC では、出願時に指定されていない書類や業績を提出することもできる。

自分は京都大学大学院情報学研究科を修了していたので、修士課程で行った研究の業績と、論文を pdf ファイルにして提出した。研究を行った経験のある出願者は少ないはずなので、それなりにアピールポイントになったと思う。

またここで、大学生の頃にやっていた、「京都大学で楽しく表現規制に反対する会」という、表現規制問題について勉強する会の活動も書いた。この会では、うぐいすリボンなどの団体と協力して、学園祭で法学の教授を呼んで講演会を開催したり、法の観点から表現規制について学ぶ勉強会を開いたりしていた。もしかしたら合格の理由はこれかもしれない。 USCに合格したい人はぜひ反表現規制の活動をするといい。

出願結果

合格した大学

不合格だった大学

冒頭にも書いた通り、 USC に合格した。加えて、 UCI にも合格した。それ以外のところはすべて不合格だった。

ちなみに、この出願した大学を選んだ理由は以下の通りだ。

  • 授業料が高額すぎないこと
  • 情報学の修士号を持っていても出願できること
  • 修了までに取る授業が自分の希望に沿っていること

この条件で、 US News Rankingsコンピュータサイエンスのランキングから探していった。

情報学の修士号を持っていると、出願できない大学がけっこうある。たとえば UC BerkeleyUCLA の出願ページには、「すでに同じ分野や近い分野の同程度の学位を持っている人は入学できない」と書いてある。自分は京都大学大学院で情報学の修士号を取っているため、このポリシーのある大学には出願できないことになる。情報学( Informatics )とコンピュータサイエンスは違うものだと言い張ることもできるが、ちょっと厳しいと思う。

同程度の学位を持っている人への対応は、大学によって異なっている。自分が入りたいと思った大学リストのうち、半分くらいの大学はこのポリシーを持っていた。FAQページにそのような注意事項が書かれていない大学でも、出願の Webページのフォームで突然このポリシーが説明されることもある。不安だったので、自分は、申し込む大学すべてにEメールで質問した。

なおほかに、出願締め切りが遅い大学(University of Wisconsin–MadisonTexas A&M University, Northeastern University)にもいくつか出願するつもりだったが、USCからの合格通知が来たので出願しなかった。

おまけ

僕がアメリカの大学院に出願するきっかけになった、情報科学若手の会というイベントがあるのですが、その第50回が開催されるそうです。

wakate.org

進路に悩んでいる高校生・高専生・大学生はぜひ行くとよいです。学校を卒業した方も、興味があればぜひ参加してほしいです。

9/18 (月) が申し込み締め切りなので、お気をつけて。

GRE General Test のスコアと対策、学習法

GRE General Test の対策について、自分が行ったことを書く。

以下が僕のスコアだ。

Score Percentile
Verbal Reasoning 148 39th
Quantitative Reasoning 170 97th
Analytical Writing 4.0 60th

けっこうよいほうだと思う。

やったこと

  • 公式の本とアプリで演習問題を解く
  • Magoosh GRE Prep
  • 新テスト対応版 大学院留学GREテスト 学習法と解法テクニック

主に以上のことでGRE対策を行った。

公式の本とアプリ

The Official Guide to the GRE General Test と Official GRE Quantitative Reasoning Practice Questions を読み、演習問題を解いていった。

また、 The Official Guide to the GRE General Test には公式の iOS アプリがある。通勤時間にも使えるので便利だ。ちなみに公式アプリの問題は本とまったく同じなので注意。

https://itunes.apple.com/jp/app/the-official-gre-guide/id562761455?mt=8

Magoosh GRE Prep

Magoosh という、TOEFLやGMATなどのテスト対策のためのWebサービスがある。MagooshはGRE対策も https://gre.magoosh.com/online-prepB で取り扱っている。演習問題の量や答えの解説の質が高く、かなり有用だと思う。

新テスト対応版 大学院留学GREテスト 学習法と解法テクニック

「新テスト対応版 大学院留学GREテスト 学習法と解法テクニック」に各セクションの対策法と練習問題が載っている。

日本で出版された本なので、日本での受験者の傾向(Quantitative Reasoning が得意で Verbal Reasoning が苦手、など)を踏まえて構成されている。

この本はGRE受験のために必要な英語の学習法についても触れている。非ネイティブスピーカーの自分にとっては非常に実践的で役立つものだった。

セクションごとの対策

Quantitative Reasoning

このセクションは対策が簡単だ。数学用語の英単語を覚えて、演習問題を解いて練習するだけでいい。小学校6年生レベルの算数の問題しか出ないため、満点を取ることも可能だ。165点以上を取ることは難しくないし、スコア提出締め切りまで余裕があるなら満点の170を狙ってもよいと思う。

ここで最も注意すべきなのが、数学用語の英語と、約分のルールだ。

英語の数学用語は独特で、あらかじめ身につけておかないとたとえ数学能力が高くても問題文が何を言っているのかわからず問題が解けない。これに関しては、 iKnow! にまさしくGREの数学用語コースがあるので、それで準備すれば大丈夫だ。

GREでは、分数を約分してはいけない。たとえ約分できる状況であっても、答えを約分して欄に書いてはいけない。ちなみに日本のセンター試験だとその逆に約分ができるなら約分しないと正解にならない。

Verbal Reasoning

このセクションの対策は、 iKnow! で単語を覚えて公式問題集を解くことしかしなかった。

実際のところ、このセクションではあまり点が取れなくても、僕が専攻するコンピュータサイエンス分野の大学院への出願において大きなマイナスにならないという話をよく聞く。

Analytical Writing

Analytical Writing は人力での採点とコンピュータでの自動採点で点数がつけられる。

公式に、POWERPREP という自動採点が行われる練習サービスがあるので、これを購入するといい。

Analytical Writing には Issue Task, Argument Task の2種類があるが、POWERPREP にはどちらの演習問題も含まれているはずだ。この演習問題を繰り返し、毎回4.0が取れるまで練習するといい。

自分は POWERPREP で練習した結果、4.0を安定して取れるようになった。何度も問題を解くうちに、どのような書き方をすれば4.0を確実に取れるのかわかってきたのだ。

Analytical Writing での自分の戦略は以下のようなものだ。

  • 5パラグラフで書く
  • 各パラグラフでの論理展開をあらかじめ決めておく
  • 使いやすい表現を暗記しておく

まず、5パラグラフで書くことについて。POWERPREP で練習した限りでは、4パラグラフだと3.0までしか取れず、5パラグラフだと4.0が取れた。パラグラフ構成は絶対的なものではないが、少なくとも自分の書き方では5パラグラフが4.0を取るためには適している。

論理展開と英語表現について。Issue Task でも Argument Task でも、実は論理展開(と英語表現)は使いまわせることが多い。

たとえば Argument Task の場合、自分は以下のようなエッセイの書き方をしていた。

The author of the argument assumes that…

Given that …., the author draws a conclusion that …

のようにして、まず著者の立場と意見を明確に整理しておいてから、

However, these assumptions are based on the limited evidences, and contain logical problems.

のようにして、まず根拠が不十分なことや、論理的に問題があることを指摘する。

First of all, the author of the argument implicitly makes a premise that … However, this premise is ill founded. Furthermore, even if the writer of the argument is correct in assuming that the … opposite conclusion can be drawn.

と、具体的にどういう点で根拠が不十分なのか、論理に問題があるかを記す。同様のことを合計3パラグラフ使って説明する。

one that should be made with more careful consideration of evidence…she should approach the idea of making changes with more caution.

と、最後のパラグラフで結論を述べる。

よく使う表現は、 POWERPREP やWeb上で見つかるサンプル解答から採集して、暗記しておくとよい。

この Analytical Writing 対策法は、この記事群 http://blog.livedoor.jp/kknn777/archives/cat_731604.html を参考にした。

その他

東京でTOEFLを受けようとすると一ヶ月以上先まで席が埋まっていることがあるが、GREはもうちょっと予約しやすかった。

GRE対策には3週間ほどをかけた。ただ、TOEFL対策と並行して行ったので、時間的にも精神的にも結構辛かった。TOEFLも受ける予定の人は、TOEFLで目標点数を超えてからGRE対策ができるよう、できるだけ早くTOEFL対策と申し込みをするべきだと思う。

http://katryo.hatenablog.com/entry/2017/08/01/223433TOEFL対策についても書いたので、興味がある人はどうぞ。

TOEFL 100点を取る学習法、費用、勉強期間、スコアの変遷

TOEFLの記事をまとめた。

書ききれなかった事柄を以下に書く。

点数

まず、僕の、TOEFLの勉強を始めた2016年2月から11月にかけてのTOEFLの点数をここに示す。

日時 Reading Listening Speaking Writing Total
Mar 19 2016 29 26 15 21 91
Apr 23 2016 25 22 19 26 92
May 22 2016 28 23 20 23 94
Jun 18 2016 28 24 18 25 95
Jul 10 2016 29 24 22 21 96
Jul 30 2016 23 21 18 24 86
Aug 20 2016 26 24 18 25 93
Sep 03 2016 25 25 20 26 96
Sep 24 2016 29 23 20 27 99
Oct 15 2016 28 26 19 24 97
Oct 29 2016 28 27 19 29 103
Nov 12 2016 30 26 20 25 101

見ての通り、不安定だ。

Reading と Listening は最初の3月で、すでに最高点近い成績になっている。しかしその後、高得点を保ててはいない。Speaking, Writing も波がなかなか大きい。

TOEFLを受け始めてから受けるのをやめるまでの期間ずっと、4セクションすべてにおいて学習は続けており、上達の実感もあった。しかしそれでも単純に成績が上がっていったわけではない。

目標点数

自分の目標点数は100点だった。120満点のTOEFLで100点を取るには、全セクションで20点以上を取らないと厳しい。自分は2016年4月段階ですでに各セクションの過去最高点の合計が100点を超えてはいた。しかし、最高点の合計と、一度のテストで100点を取るのとでは大きな違いがある。事実、100点を突破するのは10月のことで、そこに到達するのに6ヶ月がかかった。

各セクションで、どの程度の失敗なら挽回できるのか考えてみよう。もし4セクション中2セクションで低い点数(過去最高点-4くらい)を取ってしまうと、それだけで100点を取るのが困難になる。しかし逆に考えると、各セクションすべてで、過去最高点-1までの点数を取ることができれば、それだけで目標点数を超えられる。

TOEFLの点数は波が激しい。そして偶然であれ実力であれ、目標点数を一度突破すれば、それ以上受験する必要はない。

以上の事柄から、僕は、95点を超えた後は可能な限り頻繁にTOEFLを受けるようにした。

また、各セクションの過去最高点から、自分が取れる点数を推測することを始めた。毎回、各セクションで過去最高点-2くらいは取れるので、各セクションの最高点数の合計-8が目安になる。運が良ければ-5くらいまで取れる。ということで、過去最高点を合計して105点以上であれば、100点突破が狙えると計算した。

費用

TOEFLにはお金がかかる。

まずTOEFLは一度受験するのに $230 かかる。12回受験したので30万円はかかった計算だ。

TOEFLの予備校で20万円程度、さらにSpeakingの学校で20万円を使った。

参考書、 iKnow! のサービス料などを加えると、75万円ほどを英語学習に費やしたことになる。

75万円を8ヶ月で失うのはけっこう辛いが、自分の場合、2016年12月に始まる、アメリカの大学院の入学申し込みの時期に間に合う必要があったため、お金を惜しまずにTOEFLにつぎ込んだ。時間に余裕がなかったため、お金に糸目をつけていられなかったのだ。

勉強期間

TOEFL対策を始める前に受けたTOEFL模擬試験(留学予備校のアゴスで無料で受けられた)では、84点相当の点数を取っていた。そして2016年2月にTOEFL対策を本格的に始めて、10月に目標点を超える103点を取った。

8ヶ月かけて、84点から103点にスコアを伸ばしたことになる。

TOEFL対策にどれくらい時間がかかるか予想したい人は参考にしてほしい。もちろん、個人によって点数の伸びは異なるし、TOEFL対策を始める段階の英語力によってはずっと長い時間が必要になるだろう。

TOEFL 100点を取る Listening 学習

TOEFLのListeningは難しい。僕は2016年3月に受けたTOEFLでListening 26点を取ったが、その後は5月に23点、7月に21点、と点数が下降していった。運良く2016年10月で27点を取れ、そのスコアでアメリカ大学院への申込みを行うことができたが、そのときまで、Listeningに関してはまったく心穏やかではいられなかった。

Listeningはとにかく点数が安定しない。何度練習しても点数が伸びないときがある。英語を聞く能力は高まったはずなのに、不正解を選んでしまう。試験後に「満点を取れたのでは?」と思ったときは点が低く、「今回はいまいちだった」と感じたときは高得点になる。

TOEFL Listeningを続けて痛感したことなのだが、英語学習者は「だいたいわかる」まではすぐに到達できる。しかし問題を全問正解できるレベルまで理解するのは正直かなり難しい。

といっても、安定してListeningで高得点を取れないとTOEFL 100点は到達困難だ。本記事では、自分が行って効果があったと感じる練習方法を書くことにする。

演習問題集

本番形式に近い練習を重ねるのには、 Mastering Skills for the TOEFL iBT Second Edition Listening Book という本がよかった。 TOEFL 本番と同じレベルの問題がとにかく大量に入っている。

TOEFLの演習問題集は、難しすぎたり、問題の傾向が本番と異なっていたりするものが多い。しかしそのなかで、この本の問題はTOEFL本番からコピーしてきたのではと思ってしまうほど本番とよく似ている。TOEFL Listeningの対策をしたいなら、この本で練習するのがよいだろう。

また、TOEFL公式ガイドブックと公式過去問 vol 1, 2 も演習問題として優れている。TOEFL受験前にはこれらの本に載った問題をすべて解いておくといい。

単語

ほかのセクションに関する記事でも書いたが、単語に関してはiKnow! で覚えるといい。TOEFL向きコースが充実している。

英語を聞く手段

イヤホンを購入して、手の空いた時間に、解き終わったTOEFL Listeningの演習問題の音声を繰り返し聞き続けるといい。僕はバスや電車で通勤していたため、ノイズに邪魔されないように SonyノイズキャンセリングイヤホンMDR-NWBT20Nを使っていた。

聞き慣れてからは、 Audipo https://itunes.apple.com/jp/app/audipo-%E5%80%8D%E9%80%9F%E5%86%8D%E7%94%9F-%E8%80%B3%E3%82%B3%E3%83%94-%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AB/id607971056?mt=8 で再生速度を上げて聞いたりもした。

さらに、 防水スピーカーのSRS-X1を買って、入浴や歯磨きなどの耳があく活動中はずっと聞き続けた。

こういった工夫で空き時間を利用するだけで、一日一時間は英語を聞く時間を確保できた。あとは、職場でも昼休みにTOEFL Listeningの問題を解いたりしていた。

Podcast

TOEFL の Listening 演習問題をすべて聞き尽くしてしまったあとは、Podcastがよい教材になった。

たいていのネイティブスピーカー向けのPodcastTOEFL Listening問題よりも数段難しく、適した難易度のPodcastは意外と探しにくい。自分は以下の条件でPodcastを探した。

  • スクリプトが確認できること
  • 1セッションが最大10分程度なこと

最終的に、 60-Second Science https://www.scientificamerican.com/podcast/60-second-science/ を聞くことにした。このプログラムは1セッションがほぼ60秒間しかなく、トピックがTOEFLに出題される問題に近い。Webページにスクリプトが公開されているため、聞き取れなかった部分を文字で確認もできる。

ただし60-Second ScienceはTOEFL Listeningより理解するのが難しい。高度な単語や小粋な表現が飛び出すことが多い。僕(とおそらくほとんどの人)は長い英語を聞いているとき、それまでの内容からあとの展開を予想しているのだが、60-Second ScienceはTOEFLよりも展開が予想しにくいと感じる。

なお、TOEFLの目標点数を超えたあとも、Listening能力を高めるためにPodcastは聞き続けている。最近聞いているのは、

あたりだ。

Listening 問題の解き方

色々試したが、「メモを取るつもりで聞きながら、メモは取らない」戦略が最も効果的だった。問題の音声を聞きながら、鉛筆を手に持って、メモ用紙に先端を押し当てて、重要な語を聞き漏らさないよう耳を傾ける。そうしながらも、重要そうな語を聞き取ったときにメモは取らないようにする。

この手法を採用することで、聞き漏らさない集中を保ちながら、メモを取る際に書き取りに注意が向いてしまって聞き取りがおろそかになるという罠を回避できた。

TOEFL 100点を取るWriting学習

TOEFL Writing はやり方次第で高得点を取りやすい。僕がTOEFLを受け始めた2016年3月のテストでは21点しか取れなかったが、2016年10月には29点まで取ることができた。ListeningやSpeakingは上達にかなりの時間が必要だが、Writingは比較的短時間でうまくなれるのだ。

ただ、日本で普通に小・中・高・大の教育を受けているだけだと、英作文とそのフィードバックの機会は少ない。そのため、TOEFLの対策を始めた段階で最初からWritingで高得点が取れる人はほぼいない。

この記事では、自分が行った、TOEFL Writingで高得点を取るための練習方法について書く。なお、 TOEFL Writing の問題形式について説明するののはめんどいので、知らない人は適当に調べてください。

英語エッセイのフィードバック

まず英作文のフィードバックだが、Web を使ってTOEFL Writing形式のエッセイを採点してくれる人を探すのがよい。

たとえば僕は TOEFL Resources を利用した。ここでは1エッセイ1000円くらいで採点と添削、よりよい書き方の指摘をしてくれる。週に3回ほどの頻度で、Integrated Writing, Independent Writingのエッセイを書き、採点と添削をしてもらっていた。

ほかに、クラウドソーシングのWebサービスを使って採点してくれる人を探してもいい。

Integrated Writing

TOEFLのIntegrated Writingは形式が独特で、慣れていないと高得点は狙えない。しかし TOEFL Resources や他の教材に Integrated Writing の対策はいくらでも載っているので、ここで詳細は書かない。

練習を積めば意外とすぐにGood(4.0 - 5.0)は取れる。

Independent Writing

  • 370 words くらいまで書く
  • 5 パラグラフで書く

を守ってミスをしなければ、こちらもGoodは取れるだろう。

370 words くらいまで書く

370 words をミスなく30分で書くというのは結構難しい。これにはとにかく練習量を積むのが最善の対応策だ。週に三回程度の頻度で、英語でTOEFL Writing形式のエッセイを制限時間つきで書く習慣をつけるといい。

自分の場合、職場では毎日1時間の昼休みがあったので、そのうち30分をWritingの練習時間にあてていた。このやりかたを決めることで、半強制的にWritingを練習することができた。昼休みの時間はもとから1時間しかないため、練習開始前にのんびりしている余裕がないのだ。この時間を逃してしまうとWritingを練習できなくなってしまうため、たとえ気持ちが乗らなくても練習を始めなくてはならない。

Writing の練習は、時間がかかるし頭が疲れるのでやる気が出ないことが多い。しかし昼休みにWritingの練習をすると決めると、思い切って始められやすい。これで僕は平日の練習時間を確保した。

ちなみに自分は休日はほとんどWritingの練習をしなかった。時間はあったが、やる気が閾値を超えず、あとでWritingをやろうと思ってのんびりして、気づいたら夜中になっていることが多かった。

やる気を毎日高く保つのは難しい。やる気を高めるよりも、やる気がなくても練習できるよう工夫すべきだと自分は思っている。

5パラグラフで書く

  • 1パラグラフ目では結論を書き、以下の文にその理由を述べることを示す。
  • 2パラグラフ目で理由その1を書く。
  • 3パラグラフ目で理由その2を書く。
  • 4パラグラフ目で理由その3を書く。このとき、自分と異なる意見についても言及して、一方向からのアンフェアな考えではないことをアピールする。
  • 5パラグラフ目で結論とその理由を改めて述べる。

という書き方が5パラグラフの基本だ。ちなみにこれは Five-paragraph essay と呼ばれ、アメリカの小学校で習う文章の書き方らしい。

「自分と異なる意見についても言及……」というのはどういうことか。たとえば問いが「医療保険を全国民強制加入にすべきかどうか、あなたの考えを書きなさい」だったとして、エッセイで「全国民強制加入にすべき」だという主張を述べることを考えてほしい。理由その1とその2で強制加入の利点を述べたあとに、「しかし全国民強制加入にすると、医療を必要としない人も加入せねばならない。彼らにとっては嬉しくないだろう」というように、逆の立場からの意見も入れると、主張がフェアに見えないだろうか。一方向だけからの攻撃ではないので、説得力が生まれる。ただし、このときもエッセイの主張は一貫させたほうがいい。でないと、文の意図が理解しにくくなるからだ。なのでたとえば「医療を必要としない人にとっては嬉しくないだろうが、しかし全国民強制加入にすることによって社会が得る利益は不利益よりも明らかに大きい」のように、エッセイの主張に沿った結論を書くとよい。

なお、理由が3つ思い浮かばないときは、理由を2つにしてもよい。このときは4パラグラフ構成になる。「自分と異なる意見についても……」は2パラグラフ目に書く。ただし、パラグラフごとにワード数が偏らないよう長さを調整すること。

Independent Writingを書く際に重要なのは、具体例を詳細に書くことだ。できればエピソードは実体験のほうがいい。つまり、「ある新聞記事に書いてあったことですが……」というものより「私が高校生のときの出来事ですが……」のほうがよい。というのも、書きやすいし、読むほうとしても、筆者の思考のバックグラウンドを理解しやすいからだ。

実体験とは書いたが、すべて事実である必要はない。それらしいことが書けていればフィクションでも問題ない。

たとえば、

医療保険を全国民強制加入にすべきかどうか、あなたの考えを書きなさい」

のような問いがあったとして、適当に

「私の母はある日突然心臓ガンだと診断された。その治療には莫大なお金がかかるはずだったが、強制加入の医療保険のおかげで無料で医療が受けられた。突然重い病気にかかった人のためにも、医療保険は強制加入のほうがよいと私は思う」

のような嘘を書いてもよい。(心臓はガンにならない臓器なのでこのエピソードは明白な嘘)

この辺のテクニックは他にもいくつかある。僕が通っていたLINGO LLCに行けば、他にも教えてくれると思う。

TOEFL 100点を取るReading学習

前回の続き。

2016年11月に受けたTOEFLで、 Reading 30点(満点)を取ることができた。

TOEFL 100点を目指す上で、 Reading は最も御しやすいセクションだ。 Speaking や Listening で点を伸ばすのは難しいが、 Reading は少し時間をかければすぐに満点近くまで取れるようになる。たとえ Listening と Speaking で失敗しても挽回できるように、常に28〜30点を取れるようにしておくべきだと思っている。

とはいっても学習しないと高得点を取れないのも確かなので、ここに僕がどう勉強したかを書き残すことにする。TOEFL受験者の参考にしてほしい。

基本的な学習

実のところ、少なくともReadingに関しては、日本の受験英語の勉強方法がかなり有効だ。単語、表現、構文を覚えて多量の英文を読み、内容を推測して確認するという手順を繰り返せばそれだけで十分力がつく。

文章の読解困難度という点では、東大あたりの入試英語の文のほうがTOEFLより難しいと感じることさえある。特にTOEFLの対策をしていない大学生でもTOEFL Reading 20点くらいならあっさり取れると思う。

たとえば自分は、2016年1月にTOEFL対策を始めたあと、2016年3月に受けたTOEFL Readingで29点を取っている。それほど長期間TOEFL対策をしなくても、これくらいの点は取れるのだ。

単語

TOEFL Reading の単語を覚えるのにはスマートフォンアプリの iKnow! http://iknow.jp/ をおすすめする。

iKnow! は月1000円程度で使える月額課金制サービスであり、そんなに安くはないのだが、教材としてのクオリティが異常に高い。単語ごとに使われるコンテキストに即した画像を表示したり、英単語の発音を音声で確認できたり、忘却曲線にあわせたタイミングで英単語を提示したりと、語彙を身につけるための工夫に満ちている。ちなみにiKnow! はDMM英会話のDMMに買収されており、DMM英会話のユーザーだと無料で使えたりする。

iKnow! にはTOEFLリスニング、リーディングレベルのコースもあるが、これに加えてSAT対策、 GRE Verbalセクション対策、 GMAT Verbalセクションのコースまで進めておけば、とりあえず単語に関しては安心できる。

なおLINGO LCC http://www.lingollc.com/ では塾長の林功先生の作った英単語本( http://amzn.to/2tQaIh4 これと http://amzn.to/2uitv6R これ)を使って語彙を身につけることになっていたが、正直なところ、自分はこの本はそれほど効果的だと思わなかった。

単語を覚える際に重要なのは、その語が使われるコンテキストと発音、さらに具体的な例文だと自分は考えている。物理本の英単語帳には音声出力の機能がない。コンテキストの説明に関しても、 iKnow! ほどの工夫が凝らされた英単語帳は少ないだろう。加えて、物理本はかさばるうえ、気軽にカバンから取り出しにくい。その点はスマートフォンアプリのほうが数段優れていると思う。

試験本番の戦略

TOEFL の Reading は速く読むことが重要だ。ゆっくりじっくり読んでいては制限時間を超えてしまう。また、見落としなく読むことも求められる。TOEFL Reading の問題は独特の意地悪さがあり、「はっきりイエスだとは言えないが、他の選択肢すべてに瑕疵があるので消去法で答えになる」ような問題文が多い。この辺は練習問題を解いていけば身につくと思う。

TOEFL 100点を取る Speaking 学習

前回の続き。

TOEFL iBTのSpeakingにおいて、自分の最高得点は22点だ。それほど高いわけではないが、総合100点を取るにはそれで十分だろう。 Speakingは自学自習がやりづらいセクションであり、どうやって学べばよいかわからない人も多いと思う。きっと他の人への助けにもなると思うので、自分がTOEFL Speakingの得点を伸ばすために何をしたか、ここに書くことにする。

自分が行ったSpeakingの学習法をリストにしてみる。

  • 瞬間英作文で単純な英語を瞬間的に話せるようにする
  • E4TG に4ヶ月通ってTOEFL Speaking 問題に対応できるようにする
  • 参考書で使いやすいフレーズを覚えてTOEFL Speakingの過去問・演習問題で練習する

瞬間英作文

これ

とこれ

を使った。

瞬間英作文はかなり実用的なメソッドで、英語を学ぶ人なら誰でもやったほうがよいと思う。これのやり方はググれば出てくるので詳細は省く。

E4TG

E4TGはTOEFLのSpeakingだけを教える教室だ。 ここ に書いた記事の通り、TOEFL対策として LINGO LLC に通っていたが、それは Reading, Listening, Writing だけのコースで、 Speaking は学ばなかった。 LINGO LLC にも Speaking のコースはあるが、ほかの三セクションとは別の課程になる。WebでTOEFL Speakingの情報を集めてみた結果、 E4TG の評判が良かったのでこちらに通うことにした。

E4TGは このページ のグラフのように、あくまで TOEFL Speaking 23点を目標にしている。TOEFL Speaking において23点は一種の壁だ。23点まではある程度の努力でたどり着けるが、24点以上はかなりの練習が必要になる。たいていのアメリカ大学院では TOEFL iBT 100点を合格ラインとしており、24点以上を取る必要は実はない。そこでE4TGは現実的な費用対効果の高い目標として23点を設定している。

E4TGの営業妨害はしたくないので、どういうメソッドをここで学んだかは詳細は書かない。

E4TGで身につけたもののなかで最も価値あるものは発音だと思っている。10年以上英語を学んできたわけだが、 th や wo の発音がわかっていなかった。こればかりは独学では身につけるのが難しいので、英語を学んでいる人は、どこかのタイミングで発音矯正の学校に行くのがよいと思う。

ちなみにE4TG、月謝がけっこう高いのと、毎月教える内容がそれほど変わらないので、何ヶ月も続けると費用対効果が悪くなると思う。三ヶ月くらい通えばそれ以上通う必要はない。

TOEFL Speakingの過去問・演習問題

Hackers iBT TOEFL Actual Test speaking という韓国のTOEFL参考書を ハングルプラス書店 で購入して練習に使った。この本のシリーズは本番のTOEFLよりちょっとだけ難しいレベルの問題が収録されている。韓国の本なので当然ながら中身はハングルで書かれているのだが、問題とサンプルアンサーは英語なので使うのにそれほど問題はない。

Speakingのスコアの推移

時系列順に整理すると、Speakingの点数は以下のようになった。

  • (2016年3月: 瞬間英作文を始める)
  • 2016年3月: 15(TOEFL対策開始時)
  • (2016年4月: E4TG開始)
  • 2016年5月: 20
  • 2016年7月: 22(自己最高点)
  • (2016年7月: E4TGを辞める)
  • 2016年10月: 19(総合スコア103)
  • 2016年11月: 20(総合スコア101)

7月に22点を取った後は、2016年10月のテストでは19点、11月のテストでは20点と、伸びていない。

どうしてこうなるかというと、Speakingのテスト自体かなりボラタリティの大きいものだからだ。正直なところ、それほど正確にSpeaking能力を反映している気がしない。偶然高得点が出ることもあるし、点が下がることもある。

総合100点を狙うなら、Speakingは20点以上を取れるまで練習したあと、安定して取れる Reading, Writing に時間を使うのが正解だと思う。Speakingで毎回22点を取るのは難しいがReadingで毎回28点以上を取るのは意外とできる、というのが自分の感覚だ。

ちなみに2016年9月から DMM英会話 を始めたが、時期的に見て(TOEFL 103点を取った直前に開始)TOEFLのSpeakingに直接の効果があったとは思っていない。しかし英語運用能力を高める効果はあると感じているので、今でもDMM英会話は続けており、毎日25分間、北米出身の先生とレッスンをしている。

ところで、使った英語の参考書をメルカリで販売しています。よければ見ていってください。 https://www.mercari.com/jp/u/516064136/